舞姫の春(222年後編)

※今回は編集の都合上カリンとスコットがトークに出演します。

時は２２０年。カリンがルーシア２学年目の誕生会を祝った後の事…



「ふふふ…ルー？」



「なぁにママ～？」



「アナタの左にいた子…なかなかかっこいいじゃないの？」



「えっ？！ロゲールちゃんの事？（真っ赤」



「ふふふ…赤くなったわね？何気なく一番真っ先に招待してるし・・・ルーも隅に置けないわね～（笑）」



「やめてよママ～…（真っ赤）」



「あはは！可愛いわねルー」
「あたしも彼の事見かけたことあるけど…」




「あたしが若かった頃はこんな逸材はいなかったわよ？」
「スコットより全然かっこいいじゃないの～」



「ママったらもう…パパ落ち込んじゃうよ？」



じー・・・（カリンちゃん何気にひどいよ～。。）



「あらやだスコットいたの？影が薄いもんで気づかなかったわ。あははは～（汗」



（ますますひどい。。）


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そんな思い出を経て、私は成人した。ロゲールさんは一年上の先輩だったけど私の一番好きな人…。

（落ち着いて。私…よしっ！）


勇気を出して早速彼にアタックしてみた。


（付き合ってなんて恥ずかしいから親友というくだりでごまかそうとする私…どうかなどうかな・・・ドキドキ）




（や、やったぁ♪よかったぁ…ホッ…やったよお母さま♪）





晴れて？親友になった私達…早速彼の家へおじゃましてみた。


（料理してるわ。家庭的なとこもあるじゃない…うふっ♪）


そのまま彼をデートに誘ってみた。私達の初デートだよ♪



そして記念すべき初デートも無事成功♪嬉しいな♪


もちろん大好きな彼にも私の歌を披露してみたよ♪


怒られちゃったけど…。
ぶぅ～っ…私の歌のどこが不満なのぉ～。ヒック…（←多分ここ）




そして日々繰り返すデート…





これで私達・・晴れて恋人同士だね♪
・・・大好きだよロゲールさん♪



たまに失敗もあったけど…順調に私の仲は深まっていく…


そしてとうとう・・・キスをした・・・




今すぐ捕まえてもらってよかったのにな・・・ちょっとガッカリ・・・

彼を思い出す度、胸が熱くなる・・・
もうこの想い、抑えられないよぉ…


そんなかっこいい彼に私の事も美しいって言ってもらえて…もう嬉しくて気絶しそうになる・・・


彼と私の想いが一つになってゆく・・本当に幸せだよ。

もう平気で彼とこんな事できちゃう。




お母さまやお父さまの前でキスも…ちょっと恥ずかしかったけどね・・



本当にずっと側にいてよね・・・じゃないと泣いちゃうんだから。





こんなキザな冗談も彼が言うとかっこいいよ・・・

でも剣士決定戦だけは一緒になっちゃったね・・・あなたもシルフィス志望だったもんね・・・
ごめんね。これだけはあなたにも負けられないの私・・・。。





それでも私と彼の絆は徐々に深まっていき、


ついに彼からプロポーズが・・・本当に嬉しい・・・


来年16日…待ち遠しいなぁ♪

婚約記念にクラッカーを鳴らしてみた♪




こんな私だけど、これからずっとよろしくね。ロゲールさん♪





「ルー…あまりハメを外しすぎないようにと言ったハズだが・・・」



「え～？これでも結構おさえたよ～？」



「えっと…見てる方が恥ずかしくなる内容の気がするんだが・・・」



「私達の愛が伝わっていいでしょ♪」



（ダメだこりゃ…（汗）
「と、とにかくオレがロゲールだ。よろしく」



（もしオレが書いていたらたんたんと終わらせてたのに・・・）



「ほんと結婚が待ち遠しいね♪」



「あ、あぁそうだな」



（毎回こんなテンションなのか…。が、頑張れオレ・・・）



「それじゃ今日もデートに行きましょ♪」



「こ、コラ先行くな！」
「と言う訳で次回もよろしくしてやってくれな」



「おい、コラまてルー・・・」